パパの家族との対面
智礼がパパの両親と会ったのは生後6ヵ月になる少し前の頃だった。
その頃は、寝返りが打てるようになり、脇の下を支えると足で地面を蹴って
ピョンピョンと飛び跳ねて、人見知りもほとんどなかった。
産まれてからはビデオと写真を送り、智礼の手のことも伝えていた。
義父母は、五体満足な孫を産めなかった私を責めなかった。
それどころか、励ましてくれた。
智礼を見ても、元気だと喜んでくれた。
とても可愛がってくれた。
後になってから、同じ様なハンデを持った子供のママさんと話をした時、
旦那さんの両親から遊びに来なくてもいいと言われたり、うちの孫ではないと
言われたことがあると聞いて、悲しかった。
どんな妊娠生活をしていたのかと責められたとも言っていた。
そのママさんと比べるのは申し訳ないけれど、やさしい人達に囲まれている私は
幸せだと思う。
空港の見送りゲートでいつまでも智礼に手を振って見送ってくれた義父母の姿を
智礼は覚えていないだろうけれど、写真やビデオを楽しみにしていてくれる、
電話で声を聞いて喜んでくれる遠くの祖父母のことを大切にしようね。