久しぶりの産婦人科にて

今回、訳あって産婦人科を受診しました。

智礼が妊娠8ヵ月になるまで通院していた病院です。

先生は問診の前に智礼の出生についての質問をしました。

生まれた日、体重、分娩方法などです。

手の障害について話した時、先生は『ヘッ?』という顔をしました。

私は妊娠中の超音波検査で指の数を数える病院があると聞いた事が

あったので、一度先生に聞いてみたかった事がありました。

『先生はご存知だったんですか?』

別に聞いてどうしようという訳ではないのです。

妊娠中に分かったからといって、どうすることもないのですが

それでも何となく聞いてみたかったのです。

先生は御存じなかったようです。

ここ数年、出生前診断が問題になっています。

産まれてくる前に羊水を調べて胎児に障害がある可能性を

診断するものです。

左手の障害についてはこの検査では、わかりません。

でも先天性四肢障害児父母の会の先輩会員さんが

障害を持った子供の次の子供を身ごもった時に、

担当医師、身内の人から検査を強く勧められたそうです。

無理矢理に検査予定を立てられたけれど

『必要ない』と行かなかったそうです。

今回、ある病院で遺伝子相談という窓口を紹介されました。

詳しい話は聞かなかったので、よく理解できていませんが

どうやら妊娠前に遺伝子に傷があるかどうか等を調べて

良い状態≠ノある遺伝子を選んで妊娠するようです。

強い口調ではなく、あくまで私達夫婦が望むならば

相談する所がありますよ、という紹介の仕方でしたが

『私達は次の子供が障害を持っていても関係ないので』と

ちょっと生意気な事を言ってしまいました。

検査をして障害を持っている事がわかっても

産み育てる覚悟のある私達にとっては

出生前診断はあまり意味がないのです。

もちろん、その気持ちに嘘はありません。

でも全くハンデのない状態でこの世に送り出してあげたいと

思ってしまう自分もいるのです。

 

『これがぼくらの五体満足』   勇気の一歩