『これがぼくらの五体満足』
先天性四肢障害児父母の会から本が出版されました。
障害者本人、家族の体験談や考えている事を実名・写真つきで
載せています。
実は夏くらいから同会の通信で手記募集がでていたのですが
HPで書き尽くしているから(?)応募はしませんでした。
出来上がった本を見て『やっぱり写真を送っておけば・・・』と
思ったりもしたけれど、後の祭り。
三省堂から出版されているのに、この本を見つけるまで
5〜6軒の本屋を捜し歩きました。
本人の手記を読むと、智礼自身が語っているかのように感じられて
涙が止まらないし、親の手記を読むと自分と重なって涙が止まらない。
私の胸の中でモヤモヤしていて上手く言えないことを
言葉にしている人がいたり、正反対の考え方をする人を見つけたり。
子供が障害者で、初めて自分の障害について気付いた時のこと、
初めて親と障害の事を話した時の事など、これから私が体験する
心配事についても書いている人がいて、頭の中で場面を想像してしまった。
そしてまたしても泣いてしまう私は、実際智礼に聞かれた時に
きちんと話せるのだろうか?
この本を智礼が読む時、自分一人が苦しんでいるわけではない、
相談できる仲間がいるんだということに気付いてくれるだろうか。
そして先天性四肢障害の関係者だけでなく、一般の人にも
私達の気持ちをわかってもらえるだろうか。
本が出版されても、気に留めてくれる人は少ないのかもしれない。
私自身、重い病気に苦しむ人の本や他の障害を持っている人の本を
すべて読んでいるわけではない。
自分と関係の無いことは、あまり気にならないという人の気持ちも
わからないでもないから、偉そうな事は言えないのだけれど、
この本を是非一度読んで下さい。