情けない私
ある日、学生時代の友人と会う事になりました。
メンバーは一人を除いて特に親しくしていない人達だったので、
年賀状のやり取りすらありませんでした。
パパが子守りを買って出てくれたので、身軽に懐かしい人達との再会を
楽しみたいと思って一人で行きました。
私が結婚したこと、子供が一人いる事は知っていたようで
友人達は、子供を連れてくれば良かったのに・・・と言ってくれました。
その時、智礼と会わせた事のある友人は近くにいたのですが
会話には参加していませんでした。
その友人は、たまたまその時に会話に参加していなかっただけで
会話の内容を特に意識していなかったのはわかっていますが、
私は友人の心を邪推してしまいました。
『彼女は‘ハンデのことを気にして連れてこなかったのではないか’と
思っているに違いない』と。
そんなことは絶対にありえないとわかっています。
でも『子連れだと荷物が多くて大変だから』『一人で出歩けるのは久しぶりだから』と
連れてこなかった理由を言っているうちに、その友人に対して言い訳をしているように
思えてきてしまったのです。
ハンデがあるから連れてこなかった訳ではない、子供連れは疲れるから、と
本心から言っているのに、友人の表情が‘そんなの言い訳だってわかってるよ’と
同情しているように思えたのです。
自分ではハンデを受け入れているつもりでも、周りの反応には過敏になってしまいます。
それは仕方がないことだとは思うのですが、こんな嫌な気持を
友人に対して持ってしまう自分が情けなくなった出来事でした。