自転車の補助輪が取れた!
川崎に住んでいた頃の智礼は乗り物大好きっ子だった。
ガーガー(乗用玩具)、三輪車、キックスケーターに乗り散歩をしたり
補助輪付きの自転車をすごいスピードで走り回ったりしていた。
しかし海老名に引っ越してから乗り物よりも闘い系に変わった智礼。
家の周りが車通りの多い細い道で、公園まで少し距離があることや
幼稚園で遊んできたり、友達とは家で遊ぶことが多く
自転車に乗らない日々が半年以上続いていた。
『自転車に乗って遊ぼうよ』『補助輪、外してみない?』と
私が催促しても『え〜』というだけで腰が重かった。
ところが何がきっかけだったのかある日智礼から補助輪を外すと言ってきた。
早速公園に行って、最初から補助輪を取って後ろを押したらまっすぐに走っていった。
智礼の顔は真剣そのもので、一心不乱にペダルをこいでいた。
その日は直線を何度か往復しただけで終わった。
一週間後の2回目の練習日。やる気満々の智礼は公園内を回れるようにようになった。
スタートを自分一人でさせてみたい私と、勢いのつかないスタートは
バランスが取れなくて危ないからまださせなくていいというパパとで口論。
智礼の自転車は16インチで足のつま先がやっと届くくらい。
バランスを崩すと足がきちんとつかない上に左手がハンドルを握れないので派手に転んでしまうのだ。
結局この日はスタート練習はしないで終わった。
3回目の練習日。智礼のお願いを聞いてジッチャン・バッチャンが練習を見に来てくれた。
スタートの足の位置をバッチャンに教えてもらい、すんなりとスタートが出来てしまった。
それを見たパパは一言『あきの家の人たちはスパルタだな』
2回目の練習までは公園では補助輪を外し、帰るときには補助を付け直していたが
軽い傾斜の上り下りも出来るようになったので補助を外したままにすることにした。
補助輪を外して自転車を止めるスタンドをつけると智礼は得意満面。
バランスが取れずに左手がハンドルから外れて何度も転んで自転車から投げ出されても
泣くことも怖がることもなく乗り続け、今ではゆっくりと走ったり砂利道を走ったり
時には片手運転までしてしまう智礼。
パパは初め『補助無し自転車には乗れない』と言っていたんだよ。
智礼は努力もするし運動神経もいいし(かなり親バカな意見だけど)負けず嫌い。
やると決めたら頑固なところもあるのは私に似たんだとパパは言ってるけど、どうなのかな?
夏になったらサイクリングに行こうね。